思い出

小学校低学年の頃、正月明けに鬼火焚きという行事があった。もしかしたら全国共通のイベントじゃないかもしれないので、一応説明すると各家庭の正月飾りを持ち寄って一箇所に集めそれを燃やし、鬼(悪霊)を追い払い健康を祈願するというもの。大体うちの地区では、朝の5〜6時くらいに行われ、そのあと公民館でぜんざいを食べるというのがお約束。僕は、この行事が大好きだった。小学生の頃は夜が明けないうちに外に出れるというだけでテンションが上がったし、真っ暗な中で燃え盛る巨大な炎がとても神秘的に見えてそれがたまらなく好きだった。今もこの行事があっているかどうか知らないけど、もしあればまた参加したいな。
*ネットで鬼火焚きを調べたところ、ほぼ全国的に行われている行事みたいです。ただ東北地方だけはどこの県でも行われているというわけではないみたいです。