水不足

佐世保市内では、もうすでに給水制限(減圧方式)が始まっているようですが、12月半ば頃から時間制断水に入るみたいです。市内6つのダムの貯水率はおよそ55パーセント前後。
長崎は、どういうわけか慢性的な水不足に悩まされていて(理由をきいたことがあるけど忘れた)、12年前にも一度給水制限になり時間制断水が実施されました。
当時僕はたしか小学6年生くらいで、そんなに意識はしなかったと思うんですけどなんとなく大変だった覚えがあります。
たとえば、自宅では祖母や母が水道の蛇口から水が出る時間帯にバケツいっぱい汲んでいるのを見ていたし、床屋さん行けば、店内にはやはり水の入った大きなバケツが並んでありました(それがすごく印象に残っている)。
そしてなんといっても、小学生だった僕にとって、一番の変化は給食。通常週三日か二日は、ごはんがついているのですが、給水制限の間は毎日パン食。おかずもなくなって、出てくるのはわけのわからないソーセージ。もうそれがまずくてまずくて嫌だったのを今でもはっきりと覚えています(他のみなんも嫌がっていたと思う)。鉄の食器やトレーもなくなり、紙のシートに給食をのせて食べることになりました。


まあそんなことを思い出したので、心配になって実家に電話をかけてみたのですが、母は「大変だけど、まあしょうがないよねえ」とまるで他人事のよう。
地元の友達はどんな感じなんだろう。